朝日寺 岡山瀬戸内市 投げ銭供養とは?レビューや読み方、駐車場情報まとめ

岡山県瀬戸内市にある【朝日寺(ちょうにちじ)】についての
基本情報や、投げ銭供養、おすなふみ、レビューや駐車場についてまとめています。
お子様連れでの参拝についてのママ視点の意見もまとめていますので
最後までお読みいただけるとイメージがわきやすいと思います。

朝日寺基本情報

岡山県瀬戸内市邑久町庄田に佇む「庄田山 朝日寺(しょうださん ちょうにちじ)」は、高野山真言宗の歴史ある寺院です。
その歴史は非常に古く、養老2年(718年)に法隆寺の唐僧である智蔵上人が元正天皇の勅願によって開基したと伝えられています。平安時代には、報恩大師が定めた「備前四十八ヶ寺」の一つにも数えられ、加持祈祷の寺として栄華を誇りました。
平安時代末期に本坊を庄田字旭に移したことを機に、現在の「朝日寺」へと寺号が改められました。
当時は龍生院をはじめとする七つの僧坊が軒を連ねていましたが、徳川期の寛文6年(1666年)に岡山藩主・池田光政の寺社整理(廃寺の選)によって一度は廃寺の憂き目に遭います。
しかし、復興を願う檀家たちの強い嘆願と高野山の助力により、元禄7年(1694年)に再興が認められ、現在の尊容が守られてきました。この再興の背景には、当時海運業で栄えていた港町・尻海の商人や水主(かこ)たちの多大な支援があったとされています。
現在の境内には、約500本のツツジが植栽されており、春になるとピンクや白の鮮やかな花々が咲き乱れる景勝地としても知られています。
また、境内には四国巡礼が困難な方でも同じ功徳が得られるようにと、各札所のお砂を敷き詰めた「四国八十八ヶ所おすなふみ霊場」が常設されており、多くの参拝者が訪れる信仰の場となっています。
綺麗に整えられた小規模なお寺ですが、その中にもご利益のある場が多く在りますので、境内散策も気軽にしやすいと感じました。

投げ銭供養とは?

朝日寺を代表する特別な行事が、毎年夏の「海の日」前後の休日に行われる「よみあげ(投げ銭供養)」です。正式名称を「如法経法会(にょほうぎょうほうえ)」といい、瀬戸内市の重要無形民俗文化財に指定されています。
テレビや新聞の取材もよくおこなわれています。
この行事は、お寺の檀家における戦没者や、その年に初盆を迎える新仏の冥福を祈る法要です。最大の特徴は、僧侶が故人の戒名と俗名、そして施主の名前を読み上げた瞬間に、参拝者が一斉にお賽銭を祭壇に向かって投げつけるという、全国的にも極めて珍しい風習にあります。お賽銭はあらかじめ白い紙に包まれており、これは「誰がいくら投げたか分からないようにするため」という謙虚な思いやりから始まったと言い伝えられています。
この風習の起源は江戸時代(1725年ごろ)に遡り、当時海運業・廻船業で賑わっていた邑久町尻海の水主たちが、亡くなった仲間の霊を弔うために小銭を出し合ったことが始まりとされています。
当日は、午前9時の法話から始まり、御詠歌の奉納、10人ほどの僧侶による読経と厳かに進行します。そして「よみあげ」が始まると、投げられた白いお賽銭の包みが、赤い毛絨毯の上にまるで白い花が咲き乱れるように降り注ぎます。前列の参拝者が飛んでくるお賽銭から身を守る様子なども見られ、堂内は終始、温かい一体感と包容力に満たされます。故人と直接関係がない方でも、供養の志さえあれば事前の申込や受付なしで誰でも自由に参加できる開かれた行事です。
私はまだ参列したことがないですが、誰でも自由に参加できるそうなのでぜひこの一体感を感じてみたいと思っています。

レビューや読み方

お寺の名前である「朝日寺」は、一見「あさひでら」と読みそうになりますが、正しくは「ちょうにちじ」と読みます。また、夏の伝統行事である「如法経法会」は「にょほうぎょうほうえ」と読み、地域では親しみを込めて「よみあげ」や「投げ銭供養」と呼ばれています。
実際に朝日寺を訪れた参拝者からは、その温かい雰囲気や境内の美しさに対する高評価なレビューが多く寄せられています。
特に常設されている「おすなふみ霊場」を体験した方からは、
「四国88霊場をお参りすることができた」「心温まるおおもてなしを受けた」という喜びの声や、「静かにゆっくりと楽しむことができる日が好きで、お砂踏みをさせていただいた。お寺の方も親切だった」といった感動の口コミが見られます。
私個人としても、このおすなふみ霊場は素晴らしいなと感じています。
実際に四国八十八か所を巡ろうと、私も約15年前に回り始めたのですが、子供が産まれてからはなかなかお遍路巡りは難しく、途中で断念している状況です。
ですがここ朝日寺では、本当に八十八か所の霊場から貴重なお砂を頂戴し、お砂踏みができるように、作られています。これは、八十八ヵ所のお砂を踏み、各霊場の御本尊を拝み巡れば霊場巡拝と同じ功徳があるとされていることから、今のような美しい石板の下に砂を安置する方法となっています。
各札所のご理解や、朝日寺のご住職、檀家の皆様、他ご協力の方々の並々ならぬ努力の賜物でもあり、本当にありがたいおすなふみであると、私自身感じました。
朝日寺を訪れましたらぜひおすなふみはされてみてくださいね。
また、境内の自然に関するレビューも多く、「裏山にはたくさんのつつじが咲いており、散策にぴったりの場所」と、春のツツジの美しさが絶賛されています。
境内の裏手に、小山がありそこを階段やスロープで登っていけるのです。
ちょっとしたハイキングにもなり、ツツジの美しさや、境内と近隣の落ち着く田舎の風景を眺めることで、とても心地よい清々しい気持ちになれますよ。
お寺が位置する瀬戸内市邑久町の庄田地区自体についても、「とても穏やかな地域にあり、住民の方々も温かい」と評されており、地域全体が持つ優しい空気感にお寺の魅力が溶け込んでいることが伺えます。

子連れの場合の楽しみ方

朝日寺は、境内があまり広くはないので、小さなお子様が一緒でも無理せず参拝ができるところが良いと思います。

おすなふみについては、子供は意味がわからなくても、八十八か所の石板の文字や絵がそれぞれすべて違うので、その違いを見ながら、1つ1つ踏んでいくのも、子供が楽しめるポイントになりますよ。

自分で歩けるようになったお子様と、裏山に登るのも良いかもしれません。本格的な山ではないので登山デビューとしても良さそうです。※でも階段なども広くはないので自己責任で十分気を付けてご利用ください。

また、駐車場の奥には人工芝の広場があります。色々なイベントの際に使われていて、11人制のサッカーゴールまで完備されています。利用したい場合にはぜひお寺の方にお問い合わせしてみてくださいね。

 

まとめ

岡山県瀬戸内市にある「庄田山 朝日寺(ちょうにちじ)」は、1300年以上の歴史を刻む、地域に深く根ざした祈りのお寺です。
養老2年の開基から始まり、池田光政による廃寺の危機を乗り越え、尻海の海運業者たちの手によって支えられ再興を遂げたというドラマチックな歴史は、今なお色褪せない独特の情緒を境内に漂わせています。
朝日寺の大きな魅力は、何と言っても「動と静の信仰体験」が共存している点にあります。毎年夏に繰り広げられる「よみあげ(投げ銭供養)」では、投げられたお賽銭が白い花のように舞い散る圧巻の情景と、人々の温かい一体感を味わうことができます。一方で、いつでも気軽に四国八十八ヶ所巡りと同じご利益を授かることができる常設の「おすなふみ霊場」では、静かで穏やかな祈りの時間を心ゆくまで過ごすことができます。
春には約500本のピンクや白のツツジが裏山を彩り、訪れる人々の目を楽しませてくれます。庄田地区の温かく親切な住民や、お寺の心のこもったおもてなしに触れれば、日常の喧騒を離れて心が洗われるようなひとときを体験できるでしょう。
車でアクセスしやすく、広々とした駐車場も完備されています。歴史ロマン、美しい自然、そして珍しい民俗行事に触れに、ぜひ一度朝日寺へ足を運んでみてはいかがでしょうか。

 アクセス・駐車場情報

朝日寺へお越しの際は、車または公共交通機関を利用してスムーズにアクセスすることができます。
  • 住所:〒701-4211 岡山県瀬戸内市邑久町庄田1207
  • 電話番号:0869-25-0739
【お車でお越しの場合】 車を利用する場合、主要道路からのアクセスが非常に良好です。岡山ブルーラインの「邑久(おく)IC」または「虫明(むしあげ)IC」から、それぞれ約5分で到着します。
気になる駐車場については、参拝者が安心して来山できるよう、十分なスペースが無料で用意されています。
  • 境内西側駐車場:約30台収容可能
  • 墓苑下駐車場:6台収容可能(ここからお寺までは徒歩約2分です)
参拝者のレビューでも「駐車場がたくさんありますので、安心して車を停めることができます」と言及されており、運転が苦手な方や混雑が予想される行事の際にも、安心して車で訪れることができます。
【公共交通機関でお越しの場合】 電車とバスを乗り継いで行くことも可能です。
  • JR赤穂線「邑久(おく)駅」が最寄り駅となります。
  • 邑久駅からは、瀬戸内市営バス「虫明・長島愛生園線(虫明線)」に乗車し、「庄田西」または「庄田東」停留所で下車します。バス停からは徒歩約1分と、歩いてすぐの好立地です。ただし、バスの本数は少ないので、できれば自動車かタクシーをおすすめします。
  • 邑久駅から直接タクシーや車を利用する場合は、約10分でアクセスできます。

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